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ねんどで身につく「段取り」

お子さんが作品を作るとき指先を使うので脳に刺激がある、何を作るか想像力が豊かになる、混ぜて色が作れるので色彩感覚が良くなる。などといろいろな効果がありますが少し粘土に慣れてきて差が出るのは「段取り」ですね。全体像をつかんで何からやって次に何をするべきか。そんなことをだんだん自然に考えられるようになるんです。例えばクマさんを作って何かを持たせるときは先に何を持たせるか考えてそれを作ってからクマの手を作る。とか、車はタイヤを先に作って少し乾かしてからつけるとつぶれない。とか。やって行くうちに自分の作り方が生まれていきます。

小学生にもなると最終構図が先にスケッチしてあって「これを作ります!」なんて準備をしてくる子もいます。素晴らしいですね。これは粘土だけの話ではなくどんなことを始める時も必要な能力ですよね。

もちろん1回2回やっただけでそんな風にはなりませんし、その子それぞれのやり方があるのでどれが正解というものはありませんが・・・。

自分なりのこだわりのある作り方が生まれます。これが楽しい。


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